11日、再生可能エネルギー発電事業に取り組む日立グループの日立サステナブルエナジー(茨城県日立市)が、南相馬-飯舘間の稜線(りょうせん)上に風力発電施設を整備する構想を発表した。
最大出力51.85メガワットを想定し、2023年の営業運転開始を目指す、とのこと。
日立サステナブルエナジーが県庁で開かれた県環境影響評価審査会で示した八木沢風力発電事業(仮称)の配慮書によると、両市村の計約1189ヘクタールに17基の風車を整備する方針。
※図は福島民友のHP参照
県内の風力発電施設では郡山布引高原風力発電所(最大出力65.98メガワット)に次ぐ規模となる計画。
事業計画では、伐採木を利用した小規模木質バイオマス発電など、両市村の林業再興や雇用創出も視野に検討を進める考えも示された。
県は5月中旬にも配慮書に対する知事意見を同社に通知する。
計画実行には、事業者が環境調査を行い、最終的には経済産業省の認可を受ける必要がある。
「大規模風力発電」整備へ 南相馬、飯舘両市村間の稜線上検討:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet https://t.co/cmKsoTkhyg
— soma-info (@soma_area) 2018年4月13日