2018年4月24日、南相馬市の建設会社など4社と日立グループが出資する発電事業会社「南相馬サステナジー」は、東日本大震災で津波被害を受けた鹿島区右田、海老地区で建設を進めていた大規模風力発電施設「万葉の里風力発電所」の完工式を行った。
ブレード先端の高さ131メートルの風力発電機4基を設置。
総出力は9400キロワットで年間発電量は一般家庭約4500世帯分の年間使用量に相当する。
3月15日から商業運転を開始している。
市有地約2.6ヘクタールを借りて海岸線に沿って建設。
風車はドイツ製でブレードの直径は92メートル、1基当たりの出力は2350キロワット。
同社によると、風力発電機1基の大きさは陸上で国内最大級のものとのこと。
総事業費は約32億4700万円。
発電した電気は東北電力に販売する。
佐々木幸一社長のコメント
「地元の復興のシンボルとして皆さんから愛される存在になれるよう努力を重ねていく」
門馬和夫市長のコメント
「発電所で生み出される電力を地元で使用することで電力の地産地消を進めていく」
万葉の里風力発電所完工 南相馬の津波被害沿岸、復興シンボルに:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet https://t.co/OxcU8m96Cq
— soma-info (@soma_area) 2018年5月26日