日本政府が新型コロナウイルスの緊急事態宣言を5月末まで延長したことを受け、5月5日、山形県を除く東北5県が対策会議を開きました。
その結果、福島県は休業要請を5月末まで延長することを決定しました。
宮城など4県、休業要請あす解除 福島は31日まで延長 | 河北新報オンラインニュース https://t.co/jM2qOefM4O @kahoku_shimpoさんから
— 南相馬の暮らしメモ (@soma_area) May 6, 2020
各県で異なる決定
一方、青森、岩手、宮城の3県は当初の計画通りに7日に解除することを決定しています。
宮城県では4月29日から新規感染者が0が続いているとのことで、すべての店舗や事業体が再開可能となります。
福島県は継続的に感染者が発生しているため休業自粛が延長となってしまいました。
とはいえ、福島県でも1日に検出されている感染者は1人から3人くらいです。
風邪並みと言われる新型コロナウイルスの感染力を考えると、個人的には今回の決定は厳しいものだと思います。
インフルエンザより毒性が低いのに何で新型コロナだけ特別扱い?
また、学校の再開が延期したのも残念ですね。
インフルエンザより毒性が低いのに新型コロナだけ特別扱いする理由がよく分かりません。
Q10.通常の季節性インフルエンザでは、感染者数と死亡者数はどのくらいですか。
例年のインフルエンザの感染者数は、国内で推定約1000万人いると言われています。
国内の2000年以降の死因別死亡者数では、年間でインフルエンザによる死亡数は214(2001年)~1818(2005年)人です。
また、直接的及び間接的にインフルエンザの流行によって生じた死亡を推計する超過死亡概念というものがあり、この推計によりインフルエンザによる年間死亡者数は、世界で約25~50万人、日本で約1万人と推計されています。
(厚生労働省「新型インフルエンザに関するQ&A」)
※新型インフルエンザによる直接的&間接的死者数は年間1万人
日本政府の解除基準がよく分からない
また、日本政府の解除基準もさっぱり分からないですね。
大阪府は独自の「大阪モデル」を公表しましたが、非常に明確で分かりやすいです。
緊急事態宣言解除基準「大阪モデル」
- 感染経路不明の人数:10人未満
- PCR検査の陽性率:7%未満
※感染者数じゃなくて陽性率であるところがポイントです。感染者数はPCR検査を増やせば増やすほど増えると考えられるから。- 重症患者用の病床の使用率
※国民に自粛要請するだけじゃなく医療体制の強化も解除基準に加えてるのが納得できますよね。
大阪府は上記の基準を7日間連続で継続することを解除の条件としています。
非常に分かりやすい。納得がいきますね。
【解説動画】『大阪モデル』外出自粛や休業要請解除の条件とは? | MBS 関西のニュース https://t.co/bu0cUQ7swk
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