南相馬市原町区の北泉海水浴場が2019年7月に再開することとなりました。
再開すれば相馬市の原釜尾浜海水浴場に続き相双地方では2カ所目となります。
南相馬「北泉海水浴場」再開へ 相双2カ所目、ライブカメラ設置:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet https://t.co/55ImxkQhbt
— soma-info (@soma_area) 2018年10月3日
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北泉海水浴場とは?
北泉海水浴場は国内有数のサーフスポットとして知られ、2006年から震災前まではプロサーフィンの世界大会や全日本選手権が開催されていました。
現在は、一般の海水浴客向けの海開きは再開していないものの、サーファー向けには1年中解放されており、2015年10月には震災後初となる全国規模のサーフィン大会も開かれています。
災害への安全対策は?海水は安全?
緊急時の安全対策が気になるところですが、市では10月中旬に地元のサーフィン愛好家らによる「サーフツーリズム推進委員会」と会合を予定しており、海水浴客の安全対策などについて協議をするようです。
原発事故後に毎月測定されている海水の放射線量については安全性が確認されています。
隣接の北泉海浜総合公園も整備が進む。復旧工事は既に完了
市では、北泉海水浴場に隣接する北泉海浜総合公園の復旧工事を3月には終えていますが、来夏の海開きに合わせてシャワー棟や駐車場、広場などを備えた北泉海浜総合公園を全面オープンさせるとのこと。
再び観光客を呼び込めるか?
サーファー向けの情報提供
またサーファーらが波の状況を確認しやすいようにライブカメラを設置し、10月8日には市のホームページで配信を始めるそうです。
震災前にもライブカメラは設置されていたそうですが、津波で流失してしまっていたようです。7年半ぶりの配信再開となります。
南相馬市のホームページからアクセスが可能となります。
閲覧者は1人30秒間、カメラの角度やズームアップ機能を操作でき、波の状況やサーファーの様子を伺うことができるそうです。
門馬和夫市長
「海水浴場の再開で多くの観光客を呼び込み、交流人口の拡大を図りたい」
終りに
サーフィンは再来年に迫る東京オリンピックで正式種目に採用されており、南相馬でも海開きをきっかけにサーフィンブームが来るかもしれませんね。