相馬市の原釜尾浜(はらがまおばま)海水浴場が2018年7月21日、8年ぶりに海開きしました。
8月19日まで海水浴を楽しむことができます。
6軒の海の家も営業中です。
震災後、これまで福島県内の海水浴場はいわき市で3カ所のみ再開されていましたが、相双地方では初めてとなります。
震災前の賑わいは戻るか?
原釜尾浜海水浴場は「遠浅の海岸」(岸から遠くまで水が浅い海)として知られ、震災前は年間3万5000~5万人の海水浴客が県内外から訪れ、賑わっていました。
これらの海水浴客が戻れば、地元の観光復興にとっても大きな弾みになるはずです。
海開き再開までの経緯
この原釜尾浜海水浴は、場福島第1原発から約45キロ離れており、相馬市が2016年以降続けていた水質調査では放射性物質は検出されていません。
また、津波に備えて避難経路も整備したことで、再開にこぎ着けました。
相馬-福島道路の延伸や、相馬市道の大洲-松川線の再開通との相乗効果も期待されます。
残る課題は
残念ながら震災前に観光の柱の一つだった潮干狩りはまだ見通しが立っていません。
早く再開されるといいですね。
原釜尾浜海水浴場:8年ぶりの海開き 福島・相馬 - 毎日新聞 https://t.co/runqh2vdpf
— soma-info (@soma_area) 2018年7月22日